この診断の作り方・採点方法・限界

このサイトにある「正確さ」「方法」「データ」に関する記述は、すべてこのページを基準にしています。質問がどこから来たのか、点数がどう計算されるのか、何を測っていて何を測っていないのか、そして結果から言えないことを説明します。

最終確認: 2026-10-22

01質問はどこから来たのか

このサイトの設問はすべて、このサイトのために独自に書いたものです。商用の検査用紙を許諾・転載・複製したものはありません。MBTI 形式の設問は、公開されている類型論の4つの好み(E/I、S/N、T/F、J/P)に沿って作成し、1問につき1つの好みだけを述べて、近いほうを選んでもらう形式です。

SBTI の設問は、SBTI が扱うテーマ(自己認知、感情のスタイル、規則への態度、意思決定と実行のしかた、対人関係の境界)に沿って書きました。CSPI も同じ方式でネット上の社会的行動を扱い、エニアグラムのページでは短い自己報告式の設問を使っています。

表現はあえて抽象的ではなく具体的にしています(例:「どんな関係でも自分の空間を大切にしたい」)。具体的な文のほうが安定して答えやすいからです。ただし代償もあります。同じ好みを持つ二人でも、同じ一文を違う意味に読むことがあります。

02点数はどう計算されるのか

MBTI:選択肢はそれぞれ1つの文字に対応します。各軸で両側の回答数を数え、多い側の文字を採用します。同数の場合は E・S・T・J を採用します。4文字を並べたものがタイプコードです(例:INFJ)。

完全版の MBTI は56問(1軸14問)です。一部の言語版は翻訳が未完成のため、16問の短縮版(1軸4問)のままです。各テストページの開始ボタン上部に表示される問数が、その言語の実際の問数です。丸めた宣伝文句ではなく、その数字を信じてください。

SBTI:各選択肢は1〜3点です。サブ次元ごとに平均を取り(全15サブ次元)、平均が2.3を超えると H、1.7を超えると M、それ以外は L になります。15のサブ次元を5つの主次元にまとめ、HLHMM のような5文字のコードを作り、27の原型のいずれかに対応させます。

重み付けも、機械学習モデルも、時間による調整もありません。同じ回答は常に同じコードになります。同じ回答で2回受ければ、ご自身で確認できます。

03サンプルとデータ:あるもの、ないもの

このサイトは基準集団(ノルム)を持っていません。結果を参照集団と比較しないため、タイプ名はご自身の回答パターンを指すだけで、そのタイプが珍しいか一般的かは示しません。

回答を研究目的で収集することもありません。回答はブラウザ内に残り(途中経過は localStorage に保存され、再読み込みでも消えません)、アクセス数は Google Analytics で集計値として計測しています。記述できる研究サンプルが存在しないため、サンプルサイズは公表しません。

このサイトで唯一掲載している人口比率は、Myers & Briggs Foundation が公開している米国一般人口の推定頻度です。外部の推定値であり、四捨五入され、「~」を付け、国・年齢・サンプルによって変わる旨を同じページに明記しています。

04信頼性と妥当性:測ったこと、測っていないこと

Cronbach の α は同じ尺度の項目どうしが一致するかを見る指標、再検査信頼性は同じ人が2回受けて同じ結果になるかを見る指標、基準関連妥当性は得点が質問紙の外の何かを予測するかを見る指標です。この3つはどれも実施していないため、どれも公表していません。

以前のいくつかの記事には、内部一貫性係数と行動一貫性の検証率が引用されていました。どちらもサンプル・計算過程・時期の裏付けがなかったため、使い回さず 2026年10月に削除しました。下の表には、削除したものを含め、各記述をどう扱ったかを一件ずつ記録しています。

調査をしなくても言えること:この道具は決定的であり(同じ回答なら同じ結果)、採点規則は上に書いたとおりで、特定の質問が隠れて重み付けされたり捨てられたりすることはありません。これは「道具がどう動くか」の説明であって、「どれほど正確か」の説明ではありません。

05SBTI と MBTI は同じ種類の検査ではありません

MBTI 形式の類型は、数十年使われてきた公開の類型論で、批判的な文献も多数あります。このサイトの16タイプの解説はその公開文献に沿っており、人口比率は商標を保有する財団の公表値です。

SBTI はこのサイトのために作った独自の体系です。15の自己報告次元を5つにまとめ、遊び心のある名前を付けた27の原型を出します。学術的な出典も外部の分布データもなく、回答の内容以上に何かを測るとは主張しません。娯楽のため、そしてデジタルな習慣を語る語彙を渡すためのものであり、人を職業的に分類するためのものではありません。

CSPI とエニアグラムのページも同じ区別です。CSPI は独自体系、エニアグラムはこのサイトが要約した公開の類型論で、ここでは臨床的な道具ではなく、それらのページの内容は診断ではありません。

06結果を読む前に前提してほしい限界

自己報告の偏り:回答は気分・体調・状況で変わります。同じ人が1か月後に受けると別のコードになることもあり、どちらも同じくらい近い二択は恣意的に決まります。

バーナム効果:タイプの解説が当たって感じるのは、広く当てはまるように書かれているからでもあります。「すごく自分らしい」は分類が正しい証拠にはなりません。

診断には使えません:ここにある内容は心理的な診断、医療上の助言、採用や入学の選考、関係性の判定のいずれでもありません。つらさを抱えている場合は、ウェブサイトではなく資格のある専門家に相談してください。

言語ごとの差:翻訳は長さも細かさも異なり、16問の短縮版は完全版より不安定です。結果は同じ言語の中で比べてください。

このサイトの記述と根拠

  • タイプ別の人口比率(例:「人口の約2%」)掲載

    Myers & Briggs Foundation が公表した米国人口の推定値。外部データ、四捨五入、「~」表記、同一ページに前提の限界を明記。

  • 問数、次元数、L/M/H のしきい値、同数時の規則掲載

    設問データと採点コードから直接確認できる。同じ回答で2回受けられれば誰でも再現可能。

  • 内部一貫性係数(Cronbach の α = 0.87)削除

    サンプル・計算過程・時期のいずれもなし。2026年10月に削除。本ページは α 値を公表しません。

  • 行動一貫性の検証率 84.6%削除

    このサイトは行動データを取得したことがありません。2026年10月に削除。

  • 利用者調査「89.3% / 91.7%」削除

    アンケートの保管もサンプルサイズもなし。同じ数値が言語によって 2024年・2026年と別々に書かれていました。

  • 「20万件以上のサンプルに基づく」削除

    そのようなデータセットは存在せず、サイトの利用量も桁違いに小さい。

  • タイプ別の IT 業界比率・職業満足度削除

    どちらも出典が一切ありません。2026年10月に削除。

  • トップページの人気ランキング百分比削除

    SBTI は独自体系であり、順位付けできる外部の分布データが存在しません。

このサイトのどこかで、この表になく、そのページに出典も書かれていない統計数値を見つけた場合は、誤りとして扱い contact@sbtiyou.org までお知らせください。

一行で言うと

この診断は娯楽と自己理解のための道具です。心理的な診断、職業上の助言、関係性の判断ではありません。

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